その症状(サイン)の意味とは?

「ココロとカラダを健康に」

 

 

 

 

 

北海道の鍼灸師

 

 

 

 

 

 

西川和昭です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回は五行論について、簡単に部分を少しお話しして行きました。

 

 

感情と自律神経

 

 

 

今回は少し五行についてさらに、入り込んだお話しをしたいと思います。

 

 

 

五行論の概要については以前の

 

 

「東洋医学と自律神経の関係について」

 

 

 

 

のブログをご参照ください。

 

 

 

 

今回は、五行の分類について、もう少し深くご紹介していきます。

 

 

 

 

そしていかに臓腑同士が関係しているのかをご紹介していきます。

 

 

 

 

まずは、臓腑がいかにして、身体の外へサインを出しているか。これを少し、五行論を使って説明して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

五主:五臓から栄養を受けとる部位

 

 

五窮:五臓が身体の外に繋がる穴

 

 

五華:五臓の不調で外見に現れる部分

 

 

 

 

 

 

これらを関係性のあるように並べるとこのようになりますね。

 

 

 

 

 

 

 

臓(腑)・五主・五窮・五華

 

 

 

 

・肝(胆)・筋肉・目・爪

 

 

 

・心(小腸)・血脈・舌・顔面

 

 

 

・脾(胃)・肌肉・口・脣

 

 

 

・肺(大腸)・皮毛・鼻・体毛

 

 

 

・腎(膀胱)・骨・耳・髪

 

 

 

 

 

 

 

肝臓に問題がある人だと、筋肉に問題が起きるかもしれません。

 

 

例えば、夜足がつってしまう人。または手や足にしびれがある人。

 

 

目がショボショボしたり、爪がガタガタになっている人など…

 

 

 

 

 

に問題がある人だと、皮毛(表皮)に問題が起きやすい。

 

 

アレルギーなどの皮膚疾患を起こしやすい状態と言えます。

 

 

 

これは、大腸との繋がりを考えると考えやすいのですが、肺と大腸は表裏です。

 

 

 

現代的な医学でも腸の状態はとても大切と言われていますよね。

 

 

 

「肌(表皮・皮毛)は腸の鏡」という言葉があるぐらい、

 

 

 

腸は大切にされますが、肺の事までは考えませんよね。

 

 

 

 

しかし、東洋医学的には、表裏の関係は絶対に離せません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東洋医学では、このように人体の外側の症状

 

 

 

 

臓や腑(カラダの中)にどんな問題が起きているのか。

 

 

 

 

サインを出して教えてくれているわけです!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、もう少し、東洋医学に触れて頂く為にお話しをさせて頂きます。(話しが脱線しますが…)

 

 

 

 

以前のブログで相克関係をご紹介しました。

 

 

 

冬は腎臓が特に消耗しやすい時期と言われています。

 

(五行論の五季は冬は腎臓に当てはまります。)

 

 

 

特に冬は乾燥しやすい時期とも言われておりますが、加湿ももちろん大切なんですが、

 

 

腎臓のエネルギーが足りない状態では、乾燥しやすい

 

 

 

とも言われております。

 

 

 

 

腎臓は五行で

 

「水」

 

のエネルギーなので、腎(水)の力が弱くなると、

 

 

 

 

心の「火」のエネルギーが強くなってしまい、体内の水分が蒸発してしまい、乾燥してしまうんですね。

 

 

 

 

相克関係で説明をしますと、

 

 

 

腎(水)は

 

 

 

火(心)の

 

 

 

 

 

力を抑制し、バランスをとっていますが、

 

 

 

 

腎(水)の力が弱くなってしまうことによって、心(火)の力が強くなります。

 

 

 

 

心(火)は燃える様なイメージですので、

 

 

 

 

 

体内の水分を蒸発させてしまうために、乾燥が始まるんですね。

 

 

 

 

 

そのため、冬の乾燥は腎臓の働きを良くしてあげることも大切と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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